大人のヲタ活記録日記

年季の入ったオタクのブログ。オタ活を楽しむ日常の事、一次創作、二次創作イラストの保存、漫画の感想など。

キングダム11巻を振り返る

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11巻の内容をまとめると

 

秦国が、隣国の韓に出陣。

その間に予想外の出来事が起きた。

趙軍が突然秦国に攻め入ったのだ。

王騎将軍を総大将とした秦国軍。

 

約四ヶ月かけて無国籍地帯を平定した信も

この戦いに参加する。

 

ここからもう少し詳しい11巻の内容

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

全く誰も予想していなかった恐ろしい知らせが

、ある日咸陽宮に届いた。

 

趙国は今、軍を束ねる際立った人物がいない。

軍が強くてもそれを束ねる将軍がいなければ戦はできない事から

秦国は、今趙国が攻めてくる事はまず無いと見ていた。

ところが秦国北東の地馬央に突然、趙の十万の大軍が攻め入ったのだ。

 

この時秦国では、蒙驁将軍が二十万を超える軍勢を率いて

隣国韓を攻めていた。

そのため、馬央から援軍を求める狼煙が上がっていても

国内には兵が残っていない状況だった。

 

秦国は過去に、長平の戦いで趙国に対して大虐殺を

犯してしまっている。

趙国の、秦国に対する恨みが尋常でない事を知っている

嬴政は、これから何が起きるかを予測し、何としても

それを止めねばならないと考える。

その予測は当たってしまい、趙国の副将万極によって

馬央は落とされ、城だけでなく周辺の村々で殺戮が

行われた。

 

馬央の先にある馬陽が抜かれれば、趙国軍が一気に

秦国内になだれこんでくる。

緊急で民兵が集められ、その数は約十万。

魏国との戦いに参加していた者達の顔も見える。

 

修行から戻った百人将の信が隊長、信に巻き込まれて

一緒にそこで修行していた渕が副長。

もう一人の副長は、趙へ行くためにこの戦いにも参加

した羌瘣。

羌瘣の仇が、魏から趙へ移っていたためだった。

 

秦軍の総大将には自分が任命されるものと思っていた蒙武。

 

軍議の席で昌文君はそのことに異議を唱える。

守の戦いであるこの戦に、攻の力はあっても守の力が足りない

蒙武は適任ではないという理由だった。

 

蒙武は納得しなかったが、軍曹司令の昌平君は

秦軍総大将として王騎将軍を任命する。

 

趙国側の総大将が龐煖という者だという知らせが、

秦国に伝わった。

龐煖の存在を知っているのは咸陽宮の中で昌文君だけだった。

 

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今趙国が攻めようとしている馬陽は、六代将軍の一人だった摎が、

龐煖に討たれた因縁の場所だった。

昌文君と王騎はその時、摎は病に倒れて死んだという作り話を

画策していた。

 

突然現れた無名の男がたった一人で秦国の総大将を守る布陣を

突破し、六大将軍の一人を殺したというような事実を、

戦の最中に認めるわけにもいかなかった。

そしてその時龐煖は、駆けつけた王騎に斬られて死んだはずだった。

 

摎は、六大将軍の中で最も若いながら苛烈な戦いをする事で

知られていた。

そして一番謎の多い武将だった。

 

引退していたはずの王騎将軍が、なぜこの戦で秦国軍を率いる事を

受け入れたのか。

王騎将軍と摎の間の関係。

死んだと思われていた龐煖が今までどこにいて、何故今頃現れたのか。

気になるところがいくつもあるまま、12巻へと続いていく。

 

王騎将軍が、わざわざ嬴政と二人だけになる時間を作って伝えた

昭王の遺言というのはどんな内容だったのか。

これも気になるところ。

 

趙国側の副将万極は、秦国に激しい恨みを抱いている様子。

 

この戦いがどうなっていくのか。

信にとっては、魏国との戦いに続いてこれが二度目の戦。

今度は百人将として、しかも王騎将軍直属の特殊部隊の隊長として

この戦いに挑む。

 

信の檄で、兵士達の士気が上がる場面では、

信の成長を見て同じ村の仲間達が誇らしく思う気持ちが伝わってくる。

 

今回の戦いは強制徴兵だった事もあり、戦場が近づくにつれて怖くなり

脱走する者は千人を超えた。

全体の士気が下がっている事を、信も感じている。

そんな中、歩兵達の後から到着する騎馬隊。

王騎将軍の登場。

「全軍 前進」

たった二言で皆の目つきが変わり、一瞬で士気が上がる。

この場面も印象的。