今月、今まで書いた二次創作小説の中で一番長い話を本にしてみました。
シメケンプリントさんで本を作ったのは今回で4回目です。
1回目はweb再録の二次創作小説同人誌を試しに数冊。
この時の事も過去記事に書いてます。
色々とわからなくて失敗して、それに対しても親切丁寧に対応していただき本当にありがたかったです。
この時は表紙は自分で描かず、用意されている表紙の中から好きなのを選んで作ったのですが、色々なパターンがあり多くの中から選べるので大満足でした。タイトル文字の字体も選べます。
2回目はオリジナルタロットカードと、その意味を解説した小冊子のセットを作りました。
この時も、またしても原稿サイズが分かっていなかったという失敗をやらかしてしまいました。
原稿チェックで指摘してもらえたので、直して提出出来ました。感謝。この事も過去記事に書いています。
自分で表紙絵を描き、文庫本サイズの小説本を作る
3回目になるとさすがに慣れてきて、表紙絵も自分で描きました。
シメケンプリントさんのサイト、トップページのメニューから「小説同人誌」を選んで、ページ数、本のサイズ(私が選んだのは文庫本サイズでA6、段組み無し)、部数を記入して送信。
ページ数は、表紙もページ数に入るので、中身のページ数にプラス4ページということになります。
例えば中身が80ページだとしたら、注文するのは84ページの本ということになります。
注文したいものをカートに入れて送信すると、入稿用URLが送られてきます。
そこに、自分の描いた表紙、裏表紙、背表紙、本文などのファイルを送信します。
遊び紙、扉、目次、挿絵、後書き、奥付なども入れたければ可能。
表紙含む本のページ数を4の倍数にしないといけないので、私はページ数調整分を扉や後書きなどで埋めたりします。
ページ数ハンパな分は「白紙で」ということも出来るけど、せっかく使えるページ数はギリギリまで全部使いたい。
表紙を描く時は断ち切り線があるので。、文庫本の実際のサイズに、上下左右プラス3ミリの大きさで描きます。
私の今回の場合だとA6の本(111×154)
私の使っているのはアイビスペイントなのですが、この場合、一番下の所に上記の実際のサイズで入れるとpixelで表示されます。
解像度は350dpiなので大丈夫。
ピンクの丸で囲んだところ。写真では50×50と入ってますが
ここに指定のサイズ縦横の数字を入れる。
表紙の原稿を作成し、タイトル文字を入れて完成。
レイヤーを分けている場合は、全結合のを作っておきます。
裏表紙も同じサイズで作り、背表紙を忘れずに作ります。
背表紙の幅は本の厚さによって変わります。
背表紙のサイズ計算は、シメケンプリントさんのツールで出来ます。
私は、表、裏、背表紙とバラバラに3枚作りましたが、これを全部繋げて1枚で作り、提出するのも可能。
繋がった1枚の絵として表紙から裏表紙まで描きたい時は、それがいいかと思います。
この場合の原稿作りは、本のカバー用の絵を描くイメージ。
その場合、まず背表紙の幅を計算して、横の長さは、表紙の横幅+背表紙の幅+裏表紙の幅+6ミリ(左右プラス3ミリ)となります。
縦の長さは、1枚ずつ作る場合と同じです。
本文はシメケンプリントさんのツールで、縦書き変換出来ます。
変換したものをファイルに保存。
後で、表紙などの原稿と一緒に送ります。
ポストカード
本を買って下さった方へのサービスとして何か作りたいと思って、ポストカードも作りました。
これも、表紙を作る時と要領は同じです。
ポストカードの実際の大きさに、上下左右にプラス3ミリの原稿を描きます。
ポストカードも、最初に小説同人誌を注文する時に一緒にカートに入れられます。
グッズのところから入って、ポストカードの枚数を記入して送信。
こちらにも入稿用URL送られてきます。
入稿受付ましたの連絡が、自動送信で入ります。
しばらくして(時間によっては翌日)、不備が無ければそのまま受付で、支払いを済ませます。
私はペイパルで払ってますが、他の支払い方法もあります。
原稿に不備が有ればそれを指摘してもらい、訂正して再入稿します。
終わったら、完成品が届くのを楽しみに待ちます^ - ^
4回目の今回も、小説本の表紙を自分で描き、文庫本サイズの小説同人誌とオマケ用のポストカードだったので、入稿の仕方は全て同じでした。
ページ数が多かったので、通常より薄めの紙で作ってくれる400ページまで対応の方で注文しました。
3回目に作った方の本は92ページだったので通常ので余裕。
最後に作った方は312ページだったので通常ので無理でした。
作った本を売る
4回目の本もweb再録で加筆修正した程度ですが、何度も何度も読んで、それこそ自分の書いた物に飽きるまで読んで、それでもまだ「なんで誤字がまだあるんだT_T・・・・」という経験をしました。
ページ数も多いし読むのも大変( ̄▽ ̄;)
それでも作ってみたい!!!という情熱の方が上だから出来るんですが。
趣味って、とことん一生懸命やるから面白い。
イベントには出てなくて、通販のみでのサークル活動開始したのが去年の暮れでした。30年ぶりのサークル活動楽しい♪
全国各地の見ず知らずの方が自分の作った物を買ってくださったり、BOOSTとか感想いただけることもあって、有難すぎて嬉しすぎて何回も部屋で一人で踊りました。
たとえ1冊も売れなくても、それでも作りたいと思って作った物が、買っていただけた時の嬉しさは何にも変えられないものがあります。
最初の本は試しだったので、プレゼント企画でフォロワーさん4人にプレゼント。この本は加筆修正したweb再録で、あとから読んでみると誤字が数ヶ所あり( ̄▽ ̄;)
最初から売る気無いからいいけど売れる物では無かった・・・
初めて値段付けて売ろうと小説同人誌作った時、通販のみのサークル活動開始の案内を入れました。
92ページ(web再録加筆修正中心。書き下ろし8ページ)600円。ポストカード付き。
二次創作の場合、原作のジャンルが大きいとそれだけで得するところがあるし、cpありならそのcpが好きな方が買って下さるので。
すぐ完売したのが嬉しくて、再販、それも完売したので気を良くして、もう一回再販したら今度は残りました( ̄▽ ̄;)
けど今回で、大体どれくらいまで大丈夫で、これくらいになると余るというのがわかりました。
cpありの方はこれくらいだけど、最後に作ったcp無しでオールキャラの二次創作(web再録加筆修正)の方は、買っていただけた数は半分以下でした。
ページ数が違うから値段違うのもあるけど。
文章の面白さだけで見ていただけるものを書くのは、それだけ難しいということかと痛感。
だけどこの本も、たとえ1冊も売れなくても作りたいと思った物だし。
作れた満足感。買って下さった方に本当に感謝。
この本だけじゃなく、この前に作った方も、タロットカードと小冊子のセットも。
諦めず作って良かったという気持ちはものすごく大きいです。
イベントに出てみたい気持ちもフツフツと湧いてくるけど、仕事柄日曜祝日は出にくいし、私の年齢でイベント行ってる人は多分居ない。体力大丈夫かな。
夏冬は厳しいかもだけど春ならいけるかなとか考え中です。
京都市内でもイベントはあるけど、弱小サークルでは少なくとも大阪まで出て、大きめのイベントに行かないと売れないのは遠い昔経験済みなので。行くならインテックス大阪で春コミとかかな・・・
一般参加では数年前に行ってみたから、雰囲気は何となく分かる。
昔とそんなに変わってなかったですね。