自己紹介記事
若い頃にバイトの経験位はあるけど普通に就職して働いた事は無く、高校を出て最初に行ったのが京友禅の先生に弟子入り。住み込みで働きながら学ぶ形。数年後に独立起業しだけど業界が下火になってきたので商売を変えたりして生き延び、十数年前から生業は占い師。
若い頃から家にこもって本、漫画を読み、絵や文章書くのが好きで、どうやったら引きこもりつつ生きていけるか考えていた。
なので最初に選んだのも、好きな事をしつつ引きこもることが可能な職人の仕事。
この時は仕事をしつつ同人誌を作り、サークル活動もして趣味も楽しんでいた。
その後、似顔絵描きを経て今の仕事へ。
接客業は大の苦手だったけど、最初の仕事でねばっていても生活がやばそうになってきたから職を変えた。
慣れれば何とかなるものだし、今の仕事の占い師はけっこう影の仕事だからやれるというのもある。
占いに来ている事を知られたくないお客様も多い。
接客業でありながら、表に出るのが苦手な私にとっては大変有難い。
今も自宅兼店舗の大好きな空間で、お客様をお迎えし、鑑定している。
教えた人が数人育ってきてくれたので、デパート催事のような表に出る仕事は出来る限りみんなに譲って、私は表に出なくていい自分の場所でゆっくり仕事するのが好き。
何かに没頭するといつまでもしつこくそれに向かっていられる性質があるので、そういう性質が幸いして、タロットの事とか手相、人相の事などは勉強するというよりとにかく好きでいつもそういう本を読んでいて気がついたら覚えていた。
学校の勉強はさっぱりできなかったし学歴もないけど、どんな人間も自分の好きな事だけは覚えられるらしい。
好きな漫画の事を、原作のストーリー、キャラの全部の名前から性格、過去のエピソード、こういうセリフが良かったとか、何回も読み込んでいるからいくらでも語れるけど、それと全く同じかと思う。
一昨年からツイッターをやり始めて、同業者の人と多く繋がらせていただきわかった事は占い師といっても外交的じゃない人も案外多いという事。
テレビに出てる人とか、そこまでいかなくても何かのイベントで占いをしたり、デパート、ショッピングモールなどで表に出てやっている人が多いかなと想像してたので、外交的で派手なイメージがあり、私みたいなのはいないだろうと思っていた。
ところが、けっこう内向的という人もおられたり、アニメや漫画が好きとか、中には同人誌作ってた、コミケで売ってたという人もおられて、何か自分と近いものを感じ親しみと安心感を覚えているこの頃。