曇天に笑う 宿命、双頭の風魔 は、DVDも買ったけどその前に映画館でも観た。
映画好きで毎週休み毎に映画館へ行っては何かしら観てるけど二回通ったのは初めて。
最初観た時から冒頭数分で涙腺崩壊。
普段はどちらかというと、途中ハラハラしつつも最後はハッピーエンドのアクションものとかが好み。
それから考えるとあまりに重い内容で目を背けたくなるような残酷な場面もあったのに、本当に感動していつまでも忘れられなくて、次の休みにももう一回見に行ってしまった。
二回目はストーリー分かってるしもう泣かないだろうと思ったのに、一回目以上にまた泣いた。
家族の絆を描いた素敵な内容だと思う。
何回も通ったという人の気持ちがとてもわかる。
風魔の里の風景もすごく綺麗で、音楽も綺麗なので残酷な場面がより残酷に見えたりもするけど。
だからこそ忘れられない印象が残るのかと思う。
DVD特典のブックレットの漫画がまた感動もので、これ読んで再び涙腺崩壊。
これは辛いとか重いものではなく幸せな感じもあり。
白子は雲家には戻れなかったけど、最終的にこれはハッピーエンドだと思った。
原作漫画のあるアニメ映画を観に行くのはとても好き。
この時も思ったけど、原作ファンの人が多いからか上映前、人が沢山いて数人のグループで来てる人も多いにもかかわらずとても静か。
水を打ったように静かと言ってもいいくらい。
いい意味の緊張感とか、これから観る期待感とかがビシビシ伝わってくる感じ。
映画好きな人間としては最高。
なかなか普通はこうはいかず、本編が始まってからでも
「これってどこぉ?」
「暗いし見えへんなぁ」
とのたまいながら堂々と横切るおばさんの集団がいたりとか、、、(おばさんなのは私もだが)
菓子を食べるバリバリという音が聞こえたりとか、、、
人が沢山いればまあ仕方ないかなと思うけど、原作漫画のあるアニメ映画では、この雰囲気は絶対ない。
好きな作品をいい環境で観れるのはやっぱりとても嬉しい。