大人のヲタ活記録日記

年季の入ったオタクのブログ。オタ活を楽しむ日常の事、一次創作、二次創作イラストの保存、漫画の感想など。

実写映画『キングダム』あらすじ紹介 原作との比較 映画ならではの見どころ

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実写映画キングダムがついにテレビで公開されますね(*´∇`*)

映画館にも何度も通ったし、円盤も原作も映画パンフレットも

写真集も買いまくったこの作品。

観たことない人は絶対おすすめだから観て!!!という内容

です(ネタバレ注意)

 

昨年春に映画館で公開された実写映画キングダム。

円盤は去年秋に出ていますが、テレビで放映されるのは

今回初めてで、5月29日夜9時から金曜ロードショーで観れます。

 

※この記事の画像は全てArtemis様からいただきました。

インスタでもキングダムの素敵なイラストが沢山見れます。

https://instagram.com/artemis_stella00?igshid=1xfahx9tixlua

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この記事の内容

 

①実写映画『キングダム』と原作の比較

ストーリーで原作との違いは?

原作と違っている部分について

②映画ならではの見どころ

③キャラの比較

④映画の舞台、登場人物、あらすじ

 

実写映画『キングダム』原作との比較

ストーリーの原作との違いは?

基本的なストーリーは原作と変わっていない。

原作を知らない人が初めて観てもわかるように
変えたのかなとか、時間内におさめるために
変えたのかと思うところはいくつかあり。

 

それでも、登場人物が変わったりはしてないし
オリキャラも無し。

キングダム原作1巻から5巻途中までのストーリーを
描いていて、ほぼ原作通りの流れで話が進んでいく。

私は原作を知らずに映画を観て、あとで原作全巻を
買い揃えた方だけど、元々の原作ファンの人でも
実写を観てがっかりすることはないと思う。

 

逆に、原作を全く知らない人が観ても楽しめる
内容になっている。

 

原作と違っている部分について

始まりの場面。原作にはなかった場面が出てきて
いきなり王騎将軍の登場。

 

信と王騎将軍は原作では顔を合わすのはもっと後。
映画では王都奪還の戦いでも信と王騎の会話の
場面があるけど、これは映画オリジナル。

 

王都奪還の戦いで、信が戦う相手。

映画では原作と順番が逆で、ラスボスが

ランカイではなくて左慈

 

一番大きく変わったかと思うところはこれくらい。

あとは、時間の都合でここは削られてるのかなという
ところがあったり細かいセリフが違うくらいで。

 

欲を言えば、漂が王宮に行くまでの期間の、
信と漂の間のエピソード、
ランカイとの戦いで見せたバジオウの強さなどは
もう少し見たかったけど時間的な事考えると仕方ない
のかと思う。

山の王に会いに行くところは、原作では政が一人で行き
信、貂、壁が後を追うが逆に捕まってしまう。

政の身を案じた昌文君が信に頼むところ、
漂の事はすまなかったと謝る場面はけっこう好きなので
観たかった気もするけど・・・

 

これだと長くなるし、これも仕方ないとこだと思う。

映画では全員いっぺんに拉致されてしまうストーリーに
なってるけど、その後の大事な場面が変わってないから
不満はない。

 

竭氏の性格の悪さは原作の方が上。

 

王騎将軍が魏興を斬る場面は無かったけど、それに代わる

見せ場があったので満足(*^^*)

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映画ならではの見どころ

最初のシーンの迫力は凄かった。

軍を率いる王騎将軍の姿を、子供だった信が見るという場面。

広大な景色と、その中を悠々と行進する騎馬隊の姿。

 

映画が始まってすぐこの場面なので、いきなりインパクト強い。
奴隷商人に売られていく立場の信の目線で
何万もの軍を率いる将軍という、遥かに遠くて憧れる存在。
そういう事が伝わってくる場面。

 

王騎将軍の場面で一番の見せ場は、王都奪還の戦いの場に現れた
ところ。そこで矛を振る場面。

 

矛の一振りで何人もの兵を吹き飛ばす。

その破壊力、重さ、速さ、音や風圧までが伝わってくる。

大画面の映画で観るからこそ感じられるところ。

 

信と、ラスボスの左慈の戦い。
映画の画面で観るには、怪物のようなランカイとの戦いより
人間対人間の殺陣の方が見応えがある。

好みもあるかもしれないけど。

敵役の方も強くてかっこよかったのも個人的には好み(*^^*)

 

負けそうになった信が漂の事を思い出して再び立ち向かう
場面が最高で、何度でも見たくなる。


影武者として王宮に仕官した漂が、脱出劇の時に見せた活躍。
それが語られる場面。

先頭を突き進み、王として皆に檄を飛ばす漂。

この場面かっこよすぎ!!!(´▽`)

 

王都奪還が成功し、最後の場面。
信、政、貂が三人で話すところ。
原作より少し柔らかい政の表情も、すごくいい感じ。

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キャラの比較

これ書いてる私は、テレビも見ないし芸能界の事をほとんど

知らない年寄りなので、若手の俳優さんは初めて観る人ばかり。

だから逆に贔屓目とかは一切ない。

 

原作を買って読んで、円盤を買ってもう一度映画を観たけど

本当に全員が嵌り役だった。

キングダムは個性的なキャラが多くて、そこがまた魅力だけど

それだけに原作の印象が強烈なので実写でやるのは難しいと思う。

 

主人公の信は、

下僕の身分で教育も受けていないから頭は良くなくて、でも

身体能力は抜群。戦いに関しては鋭い直感力もある。

知識は無いけれど物事や人をよく観ていて時々本質的な事を

言ったりする。

 

普段は騒がしくてがさつな印象だけど憎めない感じ。

山崎賢人さんの信は、本当に原作のこの感じそのままだった。

アクションシーンも十分な見応えがある。

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キングダムのもう一人の主人公と言われている嬴政は、

十三歳の時に若くして王の座についたが、まだ子供であるため

実権は丞相の呂不韋に握られている。

この映画のストーリーの中では、王座についてから約一年後

弟に反乱を起こされて王座を追われた。

 

原作の嬴政は、とても子供とは思えない程大王としての威厳が

備わっている。

美しく聡明で、自ら剣を持って戦う苛烈なところもある。

無表情で普段は口数が少ないが、相手を説得する場面では

力強く自分の目指すところを語る。

吉沢亮さんの嬴政も、原作そのままだった。

 

漂の役と二役というのを、最初観た時は別人に見えたので

気がつかなかったほど。

明るく朗らかで、信と同じ下僕の身分という漂の時は、

本当にそんな感じに見えたし、表情が全然違う。

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信、政と行動を共にする河了貂は、

野盗の巣窟のような黒卑村で育った女の子で、自分が女だと

いう事を隠して男として生きている。

原作では後に女性だと皆にわかる場面があるけれど、

この映画の中ではまだ信や政もその事を知らない。

貂は頭はいいが、剣が使えるわけではないのでそういう意味

では普通の女の子。

橋本環奈さんの貂は、可愛らしく愛敬があって、本当に

少年のように見えた。

どちらかというと原作のもう少し後の方の成長してからの

貂の方が似合う気もするけど、この映画の役でも違和感は全く

なかった。

 

原作で人気キャラの王騎将軍は、見た目的にも話し方も独特だし

最初に原作知ってたら実写でやってどこまで寄せれるんだろうと

思ったに違いない。

けど、映画で観てその後原作観ても違和感無し。

大沢たかおさん凄いと思う。 

隆々と盛り上がる腕の筋肉まで原作に寄せている感じなので

矛を振るあのシーンの迫力が再現できてるのかと思う。

 

楊端和は山の王で、女性ながら高い戦闘能力を持っている。

美しいだけでなく戦いの天才で素晴らしく強い。

山の戦士達の頂点に立つ存在。

長澤まさみさんの楊端和は本当に美しくて、それだけではなくて

アクションシーンの迫力もすごかった。

 

山の民の戦士、バジオウ、タジフも原作そのままの鍛え抜いた体。

楊端和と山の民の戦士達の王都奪還での戦いぶりは見応え十分。

 

嬴政の忠実な家臣の昌文君、昌文君の軍の副官壁、王騎軍副官の騰、

反乱を起こした嬴政の弟の成蟜。

皆んな原作のイメージそのままで、これだったら最初から原作が

大好きな人でも絶対満足すると思う。

成蟜は、いかにも性格悪そうと分かる見た目の原作と違って映画の

方はイケメンすぎると思わないでもないけど、表情と演技で原作の

雰囲気が存分に出てたので違和感なかった。

 

映画の舞台、登場人物、あらすじについて

物語の舞台となる時代は春秋戦国時代

その頃の中国は七つの国に分かれていた。

その中の1つ、西の大国秦がこの物語の舞台。

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下僕の身分の少年信は、同じ家で下僕として暮らす漂と

二人で過酷な仕事の合間に剣の稽古に励んでいた。

二人が目指すのは天下の大将軍。

戦に出て武功を挙げ、今の生活から抜け出すのが夢。

 

ある日、王宮に仕官することになった漂は、大王嬴政の

身代わりとして命を落とす。

漂は死ぬ間際に、信に地図を託した。

地図に示されていた黒卑村で嬴政と出会う。

王弟側の軍が押し寄せ、逃げている途中で貂とも出会う。

 

身代わりで漂が死んだ事で、最初は嬴政を憎んでいた信。

それでも漂との夢を叶えるため、王都奪還の戦いに協力

することを決める。

一緒に行動し、共に戦う間に、信と嬴政の間には信頼と

友情が生まれる。

 

秦国では、14歳の国王嬴政が王位についていた。

形の上では王でも、嬴政の王宮内での勢力は弱く

実権は呂丞相が握っている。

呂氏が遠征に行って留守の間に、王弟成蟜が、

もう一人の丞相竭氏と組んで反乱を起こしたのだった。

呂氏もまた王の座を狙っている人間なので味方ではない。 

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嬴政を追ってきた刺客の朱凶を倒し、ムタを倒した信。

唯一の信頼出来る嬴政の味方である昌文君の軍と合流する。

弟に奪われた玉座を取り戻すにも、王弟側には八万の軍が

いるのに対して大王側は数十人。

 

少ない望みをかけて山の王に援軍を頼みに行く。

自分の目指すところ、中華統一を語る嬴政に説得され

山の王楊端和は協力する事を約束。

 

この後の、王都奪還の戦いの場面がこの物語の一番の見せ場。

全員が山の民に扮して、国交を復活させるために下山したと

味方と思わせて咸陽宮の中まで入る事に成功。

入れたのは50人のみだったが、その人数で王弟の軍に立ち向かう。

ここからは武力と武力の戦いとなる。

大王含む40人がおとりとなって正面から進み、その間に信を含む

別働隊10人が本陣を叩く。

 

兵の数の差を考えると不可能にも思われた王都奪還は成功した。

 

最初、敵か味方かわからない形で登場する王騎将軍。

この王騎将軍も、実は物語の重要な鍵を握っている。

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↓実写映画キングダムの円盤はこちらから買えます。

私は去年秋に予約特典付きのを早々に買いました^_^

こちらはDVDと Blu-rayのセットのみのやつです。

 

映画キングダムの写真集はこちら買えます↓

これも、映画の中の見どころのシーンが沢山見られて豪華。

本当に買ってよかったと思っている品物です。

パンフレットも載せたかったけど、私が買ったAmazonでは

見たらもうなくなってました( T_T)

他で見つけたらまた載せます。

 

 円盤はブルーレイだけだと安いかと調べたら変わらなかった

のでこちらのみ載せてみました。

円盤のDVDとブルーレイセットはアマゾンの方が三千円台で価格は

安く、写真集の価格はアマゾンも楽天もほぼ変わらなかったです。


 

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