アニメ二期は原作でいうと17巻から24巻あたりまでの話。
王騎将軍の死から1年後。
信は王騎将軍から受け継いだ矛を、今はまだ使えないので
政に預けている。
1期の頃の子供らしい感じと変わって2期になると、まだ
十代なので少年らしさは残しつつも随分大人になった感じ。
信は出世して三百人将になっている。
羌瘣も、飛信隊の一員として少し馴染んできた感じ。
貂は引き続き軍師学校で勉強中。
李牧が咸陽宮にやってくるという劇的な場面からアニメの
2期がスタートする。
呂不韋と李牧の駆け引きはすごく面白くて、大きな見どころ。
呂不韋が只者ではないというのも存分に伝わってくる場面。
政はこの時一切発言せず、実権は呂不韋にあって大王はまだ
子供でただの飾り物の王という印象。
政にはこの時、李牧に自分を印象づけないという考えがあり、
これが後の合従軍で生きてくる。
信は戦で武功を挙げて将軍を目指し、政は王宮内の権力争い
で勝たなければならない。
政は信に、自分が加冠の儀を迎える5年後までに将軍になれ
と告げる。
信の事を気遣って情報をくれる壁。
この絆は、王都奪還の戦いの頃からの付き合いだからなのか
面倒見のいい兄のようで微笑ましい。
信が、同年代の王賁、蒙恬と会うのもこの時期。
王賁とは初対面から喧嘩。
今も仲がいいとは言えないけど、この頃は本当に
笑えるぐらい仲が悪い。
王宮の方でも不穏な動きがある。
生々しいベッドシーンとかはカットされていた。
けど、この二人の過去の出来事から今までの流れはアニメ
で見ても十分分かる。