大人のヲタ活記録日記

年季の入ったオタクのブログ。オタ活を楽しむ日常の事、一次創作、二次創作イラストの保存、漫画の感想など。

映画の感想 キングダム実写版(続き)

f:id:yukitarot1967:20190618142545j:image

絵は練習中で未だ描き慣れず。

けど嵌るものがあるとものすごく楽しい。

週一回の休みのたびにほぼ毎週映画館通いはいつもの

習慣だけど、同じ映画にここまで通いつめたのは少し

前のボヘミアンラプソディー以来。

終わるまでにあと一回でも二回でも行けるなら行きた

い。

最初は原作知らずに観たけどそれでもアクションシーン

の迫力、登場人物の魅力、スケールの大きさに圧倒され

て観終わった後しばらく立ち上がれない気がした。

こんなのは久しぶり。

一回目観た後で早速原作読んでから行くとさらに楽しめ

るところが増えた。

だんだん細かいところまで見れる。

 

政と漂は一緒にいた期間は短かったけど、その中でお互

いの事を知る事は意外に多かったのかもと想像する。

信も最初、政の身代わりになって漂が死んだ事から、政

への気持ちは「こいつのせいで漂は死んだ」という気持

ちで憎しみしかなかったはずだけど、そこからわずか数

日で大きく変わっていく。

最初は、漂が危険を承知で自らこの役割を引き受け、自

分が死ぬ時は信にこれからを託したという事から、それ

なら漂のためにもここで奴隷の生活に戻るのではなく政

と一緒に行こうと決めたのかと思う。

その時点ではお互いに利害が一致したから利用するとい

う気持ちだったかもしれないけど、毎日を共に過ごし、

危険な場面を何度も一緒にくぐり抜ける中で信頼も生ま

れ、相手の人物像も見てどこか尊敬できる面も無意識の

うちに見てたのかなと思う。

王室育ちで苦労を知らず王座に踏ん反り返っているよう

な人物ではない、こいつは何か違うかもという・・・

政も、漂から信の事はいろいろ聞いていたけれど、実際

一緒に過ごしてみて聞いたことは本当だったと思ったり、

新しい発見があったりしたと思う。

漂が政と一緒にいた期間は数日よりは長いわけだし、そ

の間に政の人物像も見えてきて、政を守る気持ちと、自

分が倒れた時は信にその後を託す気持ちになったのかと

思う。

 

身分の違いを気にせず最初から平気でタメ口をきく信と

貂、それをけっこう普通に、むしろその方が気楽で嬉し

いんじゃないかと見える政の表情いいなあと思う。

 

戦いの場面は何度見ても飽きることなく息を止めて見入

ってしまう。

王座奪還の場面、楊端和と山の民もかっこよすぎる。

最初原作を知らなかったから、新しい敵が一人出てくる

たびにハラハラして観たけど、敵を倒すたびに強くなっ

ていく信からも目が離せない。

二手に分かれる時「また後でな」という信のセリフ。

敵を倒し「待たせたな」と言って現れる信達と

「待ちわびたぞ」と答える政。

お互いに対する信頼が見える場面ですごく好き。