大人のヲタ活記録日記

年季の入ったオタクのブログ。オタ活を楽しむ日常の事、一次創作、二次創作イラストの保存、漫画の感想など。

漫画キングダム1巻を振り返る(あらすじネタバレあり)

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漫画キングダムを知ったきっかけ

この作品に嵌ったきっかけは実写映画。

何回も通うほど嵌っていった。

原作がある事を後で知って、原作の1〜5巻の内容が

実写映画になったと知った。

 

☆このブログの中の信と漂のイラストはArtemis様から

いただきました。Artemis様のキングダムのイラスト作品は

こちらから見れます

https://instagram.com/artemis_stella00?igshid=1xfahx9tixlua

 

それから原作も読みたくなり、最初は5巻まで買い、

そうすると続きが気になって我慢出来なくなり

また数冊買い・・と繰り返しているうちに

気がついたら全巻買っていた。

 

 アニメは、普段買い物をするために会員登録していた

Amazonプライムで観れると知って一期、二期全部観た。

三期は合従軍編だし、ものすごく楽しみ。

 

原作は通しで二回読んで、今ゆっくり三周目読んでいる。

今日は一巻読み終わったのでその事を書いてみる。

※ここから先ネタバレあり

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一巻の内容を最初にまとめると

戦争孤児で下僕の生活をしている信と漂。

ある日秦王嬴政の替え玉として王宮に連れていかれた漂は、

王弟の反乱の時に命を落としてしまう。

 

漂から地図を託された信は、嬴政と出会い、これからの戦いに

ついていく事を決意。途中後河了貂との出会いもある。

 

三人は昌文君との合流地を目指して出発する。

 

※ここからもう少し詳しい内容

 

一番最初、この物語の結末を先に見せているようなページが

いきなり出てくる。

成長して将軍になった信の姿。

歴史に実在した李信将軍が、この物語の主人公のモデルに

なっているらしい。

 

時代は約2000年前の中国。

7つの国が対立し、500年にわたって戦争を繰り返していた

春秋戦国時代

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戦争孤児の信と漂は、田舎の村で下僕として働く過酷な日々を

過ごしながら「天下の大将軍」を夢見て密かに剣の稽古に励んで

いた。

この生活から抜け出すには、剣の腕を磨いて戦に出て武功をあげる事。

それ以外にないしそれが出来ると信じている2人は、

毎日の労働の合間に休まず鍛錬を続けている。

 

厳しく叱られるなど腹が立つ事があって「こんなところ出て行ってやる」

とキレる信に対して、漂は冷静。

今出て行っても自活できなくて野垂れ死ぬだけだから時を待たなければと

諭す。

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ある日、王宮に侍る大臣の一人である昌文君が、鍛錬中の二人を見かけた。

漂が王宮に仕官する事になり、信は漂を見送る。

しばしの別れ。

再会するまでにお互いに剣の腕を磨き、いつか二人で「天下の大将軍」になる

その夢は変わらなかった。

 

しかし漂が王宮へ行ってからわずか一ヶ月後。

瀕死の重傷を負った漂が、最後の力をふりしぼって信に会いに来る。

漂は、大王の弟が反乱を起こしたと信に知らせる。

自分の命が尽きかけている事を知って「頼みたい事がある」と、

ある場所を示した地図を信に渡す漂。

 

一緒に天下の大将軍になるって言ったじゃないか!

死ぬなと泣き叫ぶ信に

「お前が羽ばたけば俺もそこにいる」

という言葉を残して、漂は息を引き取る。

 

漂が「託したぞ」と言ったのは何のことなのか?

訳もわからないまま地図をたよりに黒卑村の小さな小屋の前に

たどり着く信。

そこで漂にそっくりな容姿の秦王、嬴政に出会う。

 

漂を殺し、追ってきた刺客の朱凶の言葉で、

漂が王宮に連れていかれたのは秦国の王嬴政に瓜二つの容姿だったためであり、

漂は替え玉として命を落としたのだと知った信は怒りを爆発させる。

 

朱凶を倒した後も

(こいつのせいで漂は死んだんだ)

という気持ちで嬴政に対しては怒りがおさまらない信。

 

途中、不思議なフクロウの被り物をした河了貂との出会いもあり

三人で抜け道を通って追手から逃れる。

 

嬴政に対してはまだ恨みの気持ちは抜けず、それでも漂から

託されたという事、下僕の生活に戻るより嬴政について行く事が

「天下の大将軍への道」だと考えた信はついていく事を決意する。

 

昌文君との合流地、山の民の避暑地を目指して三人で山道を走る。

 

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険しい山道を平気で走り続ける嬴政を見て、王宮育ちのはずなのにこいつは

何なんだ?と不思議に思う信。

 

「難を避けるためのただの剣だ。折れたら捨てていく」と言ったわりには

倒れた信をおぶって運ぶ嬴政。

 

嬴政の身代わりとして漂が死んだ事で、最初は憎しみしかなかった信の気持ち。

その二人の関係が、これから少しずつ変わっていきそうな気配が見える。

 

最後にチラッと登場した王騎将軍は敵なのか味方なのか?一体何者なのか?

 

色々気になるところで2巻へ続く。

 

何度読み返しても、やっぱりここが原点と思える1巻。

 主人公の信が、突然今までの生活から一変して
激しい戦いに巻き込まれていくという内容。

漂は1巻にしか出てこないけど存在感のあるキャラだと
思う。

Artemis様の最初のイラストは、コミックス最新刊の場面を
イメージして描かれた物と聞いたけど、最新刊の中でも
漂の存在は大きいという事がわかる。

物語の中で主要な登場人物となる、政、貂、昌文君との
出会いもこの1巻の中に描かれている。

まだ十代前半の子供の信にとって

ずっと一緒に生きてきた漂の死
初めて見る村の外の世界

今まで木剣で練習してきて初めての真剣での戦い

自分とは別世界に住む昌文君や政との出会い

わずか数日のうちにあまりにも多くのことが起きる。

 

信と、政、貂、昌文君の人間関係にも少しずつ信頼という

変化が出てくるところもキングダムのストーリーの見どころ。

この3人以外にも信は多くの人と出会い成長していく。

 

これからどんな展開になっていくのかと思うと2巻を

読まずにいられない内容。

 

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 ビジネス書としても読まれているキングダム。
そういう視点で書いたブログがこちら。

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