昔サークル活動をしていた頃の話。
コミケに間に合わせるために描き始めるとけっこう必死になる。
ほとんどの人はそれだけやっていられるわけではなく、仕事もあるわけだけど。
仕事がある中で、何とか時間を見つけて原稿を書く。
日常の用事をしている間も常にストーリーを考えていたりするし、少し時間があれば原稿に向かう。
小説の場合はパソコンくらいなので、部屋が散らかるという面ではまだましかもしれない。
漫画となると、今は違うと思うけど私のやってた頃は原始的な方法だったので、鉛筆、消しゴム、羽箒、ペン軸、ペン先、漫画用原稿用紙、筆、修正液など、やりだすと思いっきり散らかる。
最たるものがスクリーントーンで、眠くて耐えられなくなる寸前まで原稿に向き合い、スクリーントーンの切れ端が散らばったベッドに倒れこんでそのまま爆睡。
スクリーントーンの切れ端が髪の毛に付いてる事とかしょっ中だった。
人に指摘されるまで気がつかない( ̄∇ ̄)
私はその頃職人で自宅兼仕事場だったので人に会う事も少なかったのでまだ良かったけど。
会社に行かないといけない人でも、そういう事はあるかもしれない。
コミケに間に合うように必死になって仕上げるので、その事に神経がいって、自分にかまっている暇などない。
日頃からそういう暮らしをしていると、周りの女性達が服とか化粧品、アクセサリーに興味を持ち、リアルな恋愛に頑張っている時に、違う世界で生きている感じにもなってくる。
服やメイク、ヘアスタイルの今の流行りがどんなものかなど知らなかったり・・・
なので、いつの時代の?と言われるような服装をしてしまったりという事もあるのかと思う。
自分に何が似合うかとか研究している時間があれば原稿を書いているので、そういう事にも疎かっ
たり・・・
私は、以前同人誌を作りコミケに通っていた頃はまだ今よりはかなり若かったので、なりふり構わず原稿に向かっていても、外見の事を無視して外に出ても、若さで何とか許される時だったのかもしれないけど・・年をとってそれだと余計どうしようもないのでちょっとは考えないとなと思うこの頃。