大人のヲタ活記録日記

年季の入ったオタクのブログ。オタ活を楽しむ日常の事、一次創作、二次創作イラストの保存、漫画の感想など。

キングダムキャラ信 政 貂 元祖三人組の友情

 キングダムキャラ 信 政 貂 元祖三人組の友情

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出会い

最初の出会いは決して友好的なものじゃなかった三人。

漂が王宮に仕官し、大王の身代わりとして命を落とした事から

信は政に対して憎しみしかなかった。

いつ殺してやろうかという気持ちが出ている場面もある。

 

貂も、黒卑村の住人で、野盗に獲物の情報を与えて日銭を稼いで

いるような子供だった。

見た目も、初めて見たらどう見ても怪しいとしか思えないような

フクロウの被り物。 

信は、貂に対しても怪しいやつとしか思っていない様子。

変化

でも、会った日からわずか数日のうちに、三人の関係は

変化していく。

起きている事そのものが、それまでの信の毎日にはあり得ない

激動の連続。

 

そういう時というのは人の本音も内面も見えやすい。

何もない時には見えなかった人の嫌な面が見えるという

悪い意味でもそうだけど、この場合はいい意味で

お互いの事がわかったという感じ。

 

貂はけっこう優しいところもあるし、人を心配する

心も持っている。

料理が素晴らしくうまいという特技もあって、

山の民の避暑地では皆のために料理を作る場面も。

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政は無表情で感情を表に出さないタイプだが、

その行動から、けっこういい奴なのかも・・・と

思わせる場面がある。

「折れたら捨てていく」と言っていた割には、

信が倒れたら背負って走ったり。

 

王族なんてこういうやつだろうと、信が思って

いたのとは随分違う面が色々と見える。

山道を一緒に走り回り、王都奪還の戦いでも、

自ら剣を持って戦う。

自分が危険に晒されるような策を決行する。

 

信頼と絆

三人の信頼関係が決定的に出来上がったのは、

王都奪還の戦いで共に戦い勝利をつかんだ事

だと思う。

 

それ以降は、信と貂は共同生活を始め、家族の

ような信頼関係を作っていく。

信も貂も、普段王宮にいる政とは会う機会は

減っていくけれど、久しぶりに会っても

「元祖三人組が揃った」という言葉が出てくる。

信が「戦友」という言い方をしている場面もある。

 

アニメ三期では、元祖三人組が一緒に戦う場面が

観られるのでとても楽しみ。

多分、三人が一緒に戦うのは原作でもこの場面が

最後だと思うけど。

 

それでも気持ちの上での信頼はずっと続いていくと

思う。

政に子供が出来たとき、貂が

「家族が増えるようで嬉しい」と言う場面がある。

 

黒卑村の過酷な環境で育って、唯一の身内だった

お爺さんが死んでから貂は一人で頑張っている。

信も、友達であり家族のような漂が死んでからは

一人。

政も、信と貂に会うまで同世代の友人はいない。

 

そういう三人が出会って、

いろいろな事を乗り越えて信頼と友情を深めて

いくところもキングダムのストーリーの魅力。

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