大人のヲタ活記録日記

年季の入ったオタクのブログ。オタ活を楽しむ日常の事、一次創作、二次創作イラストの保存、漫画の感想など。

キングダムアニメ3期 観たい場面ランキング10 あらすじネタバレあり

f:id:yukitarot1967:20200415193931j:image

☆画像はArtemis様からいただきました☆

https://instagram.com/artemis_stella00?igshid=1xfahx9tixlua

 

アニメ3期が始まった。

テレビでは2話までいっているみたいだけど、私は

Amazonプライムで観てるので1週間遅れ。

1話の時はたまたま観れる機会があったから放送日に

観れたけど2話はまだ。

1話は3回繰り返し観た(´∀`)

キャラが皆んな大人っぽくなってて素敵♡

 

一期も二期も観たけどアニメの絵は間違いなく三期が綺麗。

合従軍編で、最初から話の展開が劇的でスピード感があるので

すごく見応えあり。

原作全部読んでるので、どの場面が出てくるのかと予想したりしてて

楽しみが多すぎる。

 

※原作未読の方にはネタバレあります

f:id:yukitarot1967:20200415204929j:image

☆Artmis様から画像いただきました☆

https://instagram.com/artemis_stella00?igshid=1xfahx9tixlua

独断と偏見で観たい場面について

❶桓騎の、意表を突いた作戦。

敵軍の井蘭車に火を使って対抗する。

敵軍の真ん中を走り抜ける。

 

誰も考えないような作戦を考える頭脳が凄い。

やっぱりかっこいいし人気キャラなのがわかる。

オギコも好きなので、実写だとどんな感じで出てくるか楽しみ♪

 

❷媧燐の戦象が出てくるところ。

映像になったら相当迫力ある画面になりそうなので、どんな風に

出てくるのかと想像するとワクワクする♪

仕掛けに引っかかって象に踏み潰されたかに見えた録嗚未が

矛を咥えてよじ登っていくところも好き。

どんだけ顎強いのかΣ(・□・;)

 

❸蒙武と汗明の一騎討ち。

二人があの武器を振り回すところは強烈なインパクトのある

迫力ある画面になりそう。

力対力の激しいぶつかり合い。

横から蒙武を狙った敵兵がいて、命懸けでそれを阻止する

蒙恬の活躍の場面も映像で観たいところ。

 

死力を尽くして汗明を倒した戦いの後に、まだ敵軍に

突っ込んでいく人間離れした蒙武の体力と戦闘力も凄い。

 

❹龐煖と麃公と戦い。

16巻の、王騎と龐煖の戦いに負けないインパクトがあった。

敗れても最後は執念で龐煖の腕の骨を砕くところは鳥肌が立つ。

麃公は大好きなキャラなので、最期の場面になるここでも涙腺崩壊。

 

この戦いの前に信達と酒を飲み語る場面もあって、

その場面もすごく好き。

将軍から盾を受け継いだ信のこれからが楽しみ。

 

❺政が、民に語りかける場面。

最初は絶望して気力を失い、降伏する事も考えていた皆の

士気が上がっていく場面。

これをきっかけに、女も子供も老人も含めた全員が

戦士となって戦う。

政は戦いの中に入っていった事で深傷を負うけれど、

安全なところにじっとしていれば良かったのかというと

そうではないと思う。

政の命を救った信の活躍も映像で観たいところ。

 

❻もうだめかと思った時に、楊端和率いる山の民の軍が

助けに来るところ。

これがなければ蕞は落とされ、秦国は負けていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キングダム アニメ2期を振り返る 1

f:id:yukitarot1967:20200413174442j:image

アニメ二期は原作でいうと17巻から24巻あたりまでの話。

王騎将軍の死から1年後。

信は王騎将軍から受け継いだ矛を、今はまだ使えないので

政に預けている。

 

1期の頃の子供らしい感じと変わって2期になると、まだ

十代なので少年らしさは残しつつも随分大人になった感じ。

信は出世して三百人将になっている。

羌瘣も、飛信隊の一員として少し馴染んできた感じ。

貂は引き続き軍師学校で勉強中。

 

李牧が咸陽宮にやってくるという劇的な場面からアニメの

2期がスタートする。

呂不韋と李牧の駆け引きはすごく面白くて、大きな見どころ。

呂不韋が只者ではないというのも存分に伝わってくる場面。

政はこの時一切発言せず、実権は呂不韋にあって大王はまだ

子供でただの飾り物の王という印象。

政にはこの時、李牧に自分を印象づけないという考えがあり、

これが後の合従軍で生きてくる。

f:id:yukitarot1967:20200413191001j:image

信は戦で武功を挙げて将軍を目指し、政は王宮内の権力争い

で勝たなければならない。

政は信に、自分が加冠の儀を迎える5年後までに将軍になれ

と告げる。

 

信の事を気遣って情報をくれる壁。

この絆は、王都奪還の戦いの頃からの付き合いだからなのか

面倒見のいい兄のようで微笑ましい。

 

信が、同年代の王賁、蒙恬と会うのもこの時期。

王賁とは初対面から喧嘩。

今も仲がいいとは言えないけど、この頃は本当に

笑えるぐらい仲が悪い。

 

王宮の方でも不穏な動きがある。

原作の方の呂不韋太后の間の話は、アニメではさすがに

生々しいベッドシーンとかはカットされていた。

けど、この二人の過去の出来事から今までの流れはアニメ

で見ても十分分かる。

f:id:yukitarot1967:20200413191039j:image

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キングダム 信と漂の絆

f:id:yukitarot1967:20200412233159p:image

原作で漂が最初に登場して信と過ごし、王宮に仕官して

命を落としてしまうまで・・それが一巻の途中までという

本当に短い間だったけど、すごく印象的なキャラだと思う。

 

里典の家にいる頃、信より一歳年上なだけで年の変わらない

漂だけど、すごく冷静でしっかりしている。

今だけでなく未来を見ている感じ。

この生活から抜け出すには剣しかないと最初に信に言った

のも漂だった。

 

里典からの酷い扱いに頭にきた信が感情的になって、

出て行ってやると息巻いている時も、冷静に諭す場面がある。

 

村の者達からも、皆から好かれていたという漂の人物像が

語られる場面もある。

 

漂がいなかったら、信の「天下の大将軍を目指す」

という目標は見えていなかったかもしれない。

f:id:yukitarot1967:20200412235256j:image

信も、漂は何でも知っていて、漂が居た時は

自分はついていけばよかったという事を言っている場面がある。

漂が居ない今、自分で考えてこれからやっていかないといけない

から、将軍になる方法を教えてくれと言う場面。

漂と二人で夢見た未来へ進むため、漂が最後に言った

「俺を天下に連れて行ってくれ」という願いを叶えるために

これからは自分が頑張っていこうという信の決意が見える。

 

信が負けそうになる場面で、いつも漂の言葉を思い出して

もう一度立ち上がるというのも、それだけ信の中で漂の存在が

大きいからだと思う。

 

影武者として王宮を脱出した時の漂の活躍は、

その時そこに居た壁から、

「とても下僕の少年とは思えなかった」と英雄のように語られた。

それを聞いて、信の漂に対する尊敬や憧れの気持ちは強くなった

ように見える。

 

信の心の中では今もずっと漂は生きているように思う。

天下の大将軍になったと言える時が来たら、漂の墓前に報告に

行く信が見られるかもしれない。

f:id:yukitarot1967:20200412235329j:image

 

キングダム王騎 16巻を読んで涙腺崩壊

f:id:yukitarot1967:20200411000400j:image

3期のアニメが始まったし、また1巻から少しずつ読んでて、

このブログにも15巻までまとめて書いたりしている。

その次の16巻読んだ時は涙腺崩壊して、しんどすぎてしばらく

書けないぐらいで・・・

大好きなキャラだったし生きててほしかった。

どう見てもあの戦いは内容的には勝ってた気がするし。

 

信が無国籍地帯の修行終えて、その成果も戦で発揮して

凄い働きをしてるし。

約束通り戦が終わったら稽古つけてもらうところも

すごく見たかった。

 

政に昭王の遺言を伝える場面も最高に好き。

共に中華を目指しましょうと言ったところも。

それも実現して欲しかった。

 

信が矛を受け取るシーンが、悲しいけどとても感動的。

馬上から、将軍の見る景色を見せてもらうところも好き。

その前にも、将軍とは何かという話しを聞く場面もあったし

短い間でも信は多くのことを受け継いだと思う。

 

若い頃共に戦ってきた昌文君は、知らせを聞いた時

感情を隠さずに思いっきり泣いてたし、感情を抑えつつ

静かに悲しみを噛みしめてる政の姿も切ない。

 

騰が誰よりも一番辛そうに見えたけど、絶対的な信頼を

寄せられている事を受け止めて、これから王騎軍を

率いて行くという決意が見える。

 

摎とのエピソードには感動した。

あの世ではきっと一緒になれる気がする。

 

16巻は、1巻から16巻まで全部の中でも、一番泣いた場面だった。

 

矛と一緒に、教えられた事を全部受け止めて

これから成長していく信が楽しみ。

 

 

 

 

 

アニメキングダム1期を振り返る あらすじネタバレあり

f:id:yukitarot1967:20200409201234j:image

実写映画から嵌って全巻読破して、その次にアニメを全部観た。

アニメの1期の時は、信も政もまだ可愛らしい子供な感じ。

全巻読破してからアニメ観ると余計そう思う。

57巻の時点では2人共もう20代半ばの立派な大人なので。

信は戦で一緒だった同じ村の仲間から

「赤ちゃん猿が小猿になったくらいだ」

と言われてたりもするけどまさにそんな感じ。

信が13歳、政が14歳で、周りの大人達と比べてもまだずいぶん

小さい感じに見える。

小さいくせに大人にも負けないほどけっこう強いのは原作の通り。

 

政も、呂不韋にやり込められた悔しさで王座をガシガシ蹴ってる

場面があるし。

形だけは国王でもまだ権力もなく、年相応の子供らしいところも

ある。

笑ったりはしゃいだりもする普通の子供の信や貂と違って

ほとんど笑わないし、大王然とした雰囲気はこの頃からあるけど。

 

貂もこの頃まだ女である事を隠してて、信も政もその事は知らない。

体型的にもまだ子供だから、ごまかせるくらいなのか・・・

 

昌文君は、57巻の今よりまだ少し若い感じ。

今も続いている信を取り巻く人間関係が、5巻まででもけっこう

出来上がっている。

壁との出会いも最初の方から。

王都奪還の戦いで一緒に戦った事から、元祖三人組の絆が強く

なった感じ。

信は、この頃から一緒に暮らし始めた貂の事を身内のように感じて

いるし、最初は憎しみから始まった政との関係も、すっかり親友の

間柄に見える。

漂と信の関係も、漂が生きていた間は短かったけれど、その後も

漂と二人で目指してきた夢、その回想シーンが出てきて二人の

友情、絆の強さがわかる。

そういうところも、原作通りに表現されている。

 

残虐すぎるシーンはカットされてるところがいくつかあるくらいで、

全体的にアニメは原作に沿って忠実に作られてると思う。

羌瘣が刺客として王宮に来て、信と戦う事になるあの場面は何故か

アニメではカットされていた。

ここを飛ばして、羌瘣の過去の話を信と貂が聞くという形で、その

内容はほぼ原作通り。

あの場面は好きなので観たかったし、ここは残念。

信を殺そうと思えばすぐ殺せるのにそれが出来ない羌瘣の気持ちの

変化や、元祖三人組が再び顔を合わせるところで、政がどこか

楽しそうな様子に見えるなど。

信の存在で、周りの皆も変化していっているのが見える場面。

 

信の初陣の場面から以降も、戦場の迫力はそのまま表現されている。

原作ほど、人間が真っ二つに斬られるところとか首が飛ぶところとか

は出てこないけど・・

話しの流れは原作のまま作られている。

信が最初から目立った強さを発揮するところ、羌瘣の人間離れした

強さ、王騎将軍の存在感なども原作の雰囲気がアニメでもそのまま

見られる。

 

原作通り、王都奪還の戦い、信の初陣となる魏との戦い、二度目の

戦となる趙国との戦いと、大きく三つに分かれた物語になっている。

途中のエピソードで省かれているところもあるけど大筋はそのまま。

 

戦いの話の間に、政の過去の話が出てきたり、王騎将軍と摎の過去

の話が出てきて、信以外の登場人物の事も色々と見えてくる。

 

 

 

 

 

 

 

 

キングダムあらすじネタバレ 15巻を振り返る

f:id:yukitarot1967:20200329195433j:image

キングダムあらすじネタバレ 15巻を振り返る

龐煖を追っていった蒙武は趙軍の罠にはまり、全滅寸前の

状態になっていた。

そこに現れた王騎軍。

王騎はこの戦いの裏に策の気配を感じ取っていた。

遂に総大将同士の戦いが始まる。

 

ここから詳しく15巻の内容

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

趙軍を追っていた蒙武は、敵の中に龐煖の姿を見つける。

しかし趙荘の作戦通り、龐煖は蒙武と戦う事をせず

背を向けて逃げ始めた。

これは罠だという事に気がついた隆国が止めるのも聞かず

蒙武はさらに突き進む。

 

崖の上から岩を落とす仕掛けで、蒙武軍の半分が殺られた。

この先にはさらに罠があるに違いないと、隆国は止めるが

そのまま突き進む蒙武。

 

隆国の上げた狼煙を見て、王騎は趙本陣に向かっていた。

蒙武軍が落石の計に遭って兵を半分失い、それでもさらに

追跡を続けている事、そして何故か趙軍が本陣を捨てて

反対側の山へ消えたという情報を得ていた。

 

直線で進める歩兵と、馬の走れる道を迂回しつつ進む

騎馬隊を分けて、ほぼ同じ速さで趙本陣に向かう。 

 

王騎は馬を走らせながら、

何か微かな違和感、策の臭いを感じていた。

 

※歩兵が進む道に伏兵がいない事を王騎は知っていた。

本陣に掲げた旗を中継点として山間に散った軍長達との間で

メッセージのやり取りをしている。

この時代の戦争で、何が使われていたかが分かる場面。

合図は狼煙だけでなく、こういうやり方もあった。

 

f:id:yukitarot1967:20200329204719j:image

予想通り、蒙武軍の前には次々と伏兵が現れ、軍は分断され

攻撃を受けてどんどん削られていった。

それでもさらに先へ進み、遂に龐煖の姿をとらえた蒙武は

これを倒すが、倒した男は偽物だった。

趙軍の伏兵の大軍が蒙武軍に襲いかかる。

 

王騎軍の到着が間に合い、蒙武は命を救われた形になった。

蒙武軍は、この時点ですでに千騎も残っていなかった。 

 

両軍の大将同士がついに対峙し、最終決戦となる。

趙国三大天の大天旗を掲げる趙国軍に対し、秦国側も

王騎将軍が士気を上げる。

 

戦いが始まり、王騎軍副官騰の騎馬隊が出撃。

騰は恐ろしく強い。

趙国側左軍に突入し、突き破る勢い。

趙荘はこれに対し、兵を移動させて奥に厚みを作る。

 

王騎の作戦通りここまでの流れが進み、次の作戦で

右軍の歩兵全員がおとりとなって本陣へ突入する。

飛信隊もこの中に入っている。

敵の陣形を崩す作戦だった。

この後に王騎自らが、軍を率いて突入する。

 

これを見ていた隆国は、いつもの王騎の戦い方ではない、

戦いを急いでいるように見える事に違和感を覚える。

王騎は、伏兵がいる事を予想していた。

そして伏兵が到着する前に、決着を着けるつもりだった。

 

この間しばらく姿を消していた龐煖が現れ、

両軍の大将同士の一騎討ちが始まる。

 

信率いる飛信隊は、本陣突入から外れ、この戦いを

見届けに行く。

 

王騎軍副官騰は、趙国の本陣に襲いかかる。

 

f:id:yukitarot1967:20200329212427j:image

同じ頃、咸陽宮では。

突然訪れた山の王楊端和。

秦王嬴政にどうしても伝えたい事があると言う。

嬴政は昌文君と二人でその話を聞く。

 

北の騎馬民族匈奴十万人を滅ぼした趙国の軍。

それだけの軍事力を趙国はまだ隠している。

それを秦国側は全く知らなかった。

秦軍と趙軍の力が今拮抗しているなら、そこに

趙国が隠していたこの軍を横から突入させる事が

考えられる。

 

匈奴を滅ぼしたその軍が南下しているかもしれない。

その全ての策を考えた者の名は李牧。

 

王騎が感じていた微かな違和感、策の臭いとは

この事だったのか・・

 

この後昌文君は、嬴政に

六大将軍の一人であった摎について語る。

摎は、王騎の妻になるはずの女だった。

 

f:id:yukitarot1967:20200329215035j:image

戦を見ている山城跡を、趙国の騎馬隊が取り囲む。

捕らえられた貂達だったが、李牧は非戦闘員を殺さないので

戦が終われば解放されるとカイネが告げる。

李牧は、趙国三大天の一人だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キングダムキャラクターの魅力 主人公 信

f:id:yukitarot1967:20200328151853j:image

キングダムキャラクターの魅力 

今日は主人公信について

 

独断と偏見で好きなキャラについて語っていきたい。

最新刊まで読破済みだけど1巻~振り返ってるので、

最初に出てきたキャラから後の巻へと順番に。

1巻~のあらすじの記事の間にこういうのも入れて

いこうかと・・

※キャラについて語る記事もあらすじに触れているので

ネタバレ嫌な方は読まないでください。

 

下僕の身分だった少年が、天下の大将軍を目指して

夢を叶えていくというのがこの物語の中心でもある。

 

信は、主人公なだけにどの巻でも必ず登場するので、

その成長を追いかけて見れる楽しみも大きい。

漂と二人で鍛錬していた頃。

初めての剣を持っての戦い。

初陣。

嬴政の護衛として刺客との戦い。

次の戦・・・

戦いを重ねるごとに信はどんどん強くなる。

無理と思われた強敵も倒していく。

 

けど、何か人間には無い特殊な能力があるとか

そういうのではなく、あくまでも生身の人間。

斬らられば怪我をする事もあるし、長い戦いが続けば

体力を消耗する事もある。

そこもまた共感できるし応援したくなるところ。

 

戦闘能力が上がっていくだけではなくて、

人間的にも成長していく信。

下僕として過ごした子供時代。

王都奪還の戦いを通して、

今までには接点のなかった人との多くの出会い。

初陣での仲間との出会い。

目標となる人との出会い。

飛信隊隊長としての成長。

 

仲間を思う気持ちや、隊長としての自覚や責任感も

誰に言われたわけでなくても自然に身についていく様子。

決して隊の皆に無理強いはしないけれど、皆が信を

慕ってついてきている感じ。

 

信は、国王である嬴政に対しても最初からため口だし、

平気で「お前」「こいつ」呼ばわり。

昌文君や壁、他の兵士達から

「何なんだこいつは?」という目で見られている。

けれどいつの間にか、そういう周りの者達からも

本当に信頼されるようになっていく。

 

嬴政自身も信といる時は気を許している感じ。

宮女向が、信と話している嬴政を見て

「大王様は嬉しそうだ」と感じる場面もあった。

 

誰からも何故か好かれてしまう。

人間的魅力の部分としては、それが信の一番の 

魅力ではないかと思う。

f:id:yukitarot1967:20200328160421p:image

 

 

もし下僕の身分のままでいたとしたら、 

日々何か変わった事が起きるわけでもないので

数ヶ月や数年で人生が激変する事はない。

 

人間が成長するのは環境と人によるところが大きいとは

よく言われる事だけど、信は本当に短期間に環境が激変

、多くの人と出会っていく。

 

そのきっかけは、嬴政の替え玉として漂が命を落としてしまい、

その事をきっかけに王都奪還の戦いに巻き込まれた事。

天下の大将軍になる道というのも、この時に初めて

はっきりと見えたと思う。

漂は死んでしまったけれど

「お前が羽ばたけば俺もそこにいる。俺を天下に連れて行ってくれ」

そう言い残した。

信が進む道は、これからも漂と二人で進む道でもある。

f:id:yukitarot1967:20200328160442j:image