キングダムの主人公ともう一人の主人公
キングダムのストーリー
舞台は約2000年前の春秋戦国時代の中国。
日本で言えば弥生時代にあたるので、かなり遠い昔という感じ。
500年の間戦乱が続いていた頃。
Artemisさんの素敵なイラスト使わせていただける機会なので
このイラストから話題を広げてみます(´▽`)
Artemis様の他のイラストはこちら
https://instagram.com/artemis_stella00?igshid=1xfahx9tixlua
今回使わせていただいたイラストはネップリできます。
私もさっそく(⋈◍>◡<◍)。✧♡とても綺麗に色が出ます。
このイラストの二人が、主人公の信ともう一人の主人公と
言われる政。
キングダムの主人公は信で、天下の大将軍を目指す。
下僕の身分だった少年が、戦に出るようになり、
少しずつ出世していって将軍になっていくという物語。
定番と言えば定番のように聞こえるけど、
これが読みだすと止まらない面白さ。
戦いの中で、次々と強敵が現れたり、
仲間との友情があったり、そういう
ストーリーってやっぱり好きな人多いと思う。
もう一人の主人公と言われる政は、
後の始皇帝がモデルになっている。
信は、始皇帝の家臣で将軍の一人だった李信将軍がモデル。
始皇帝が天下統一するまでの物語がキングダムの物語の中心。
まだ連載中の漫画なので話がそこまで行ってないけど。
信と政の身分の違いを超えた友情も、物語の見どころ。
この二人以外でも人物描写が丁寧なのがキングダムの面白さ。
秦国を中心に描かれていつつ、他国のキャラの性格やエピソードも
多く描かれていて魅力的なキャラが多い。
アイキャッチ画像の信と政、こちらもArtemis様のイラストです(^ ^)
キングダムが生まれるまでのエピソード
キングダムの原作者 原泰久先生のインタビュー記事を
読んでいると、
描くきっかけとなったのは他の作品を描く予定で
敵役として始皇帝の事を調べているうちに
この時代そのものに興味が出てきたというエピソードが。
それが、李牧のストーリーの読み切り物や、
キングダムの連載につながったとの事。
作品が生まれる時の流れというのは面白いですね。
最初の予定からどんどん変わっていったり・・・
それでさらに面白い物が生まれたり。
キングダムを知ったのすら最近なので
読み切りの物語の方は知らないのですが
李牧とカイネが出会った時のものらしく、
すごく読んでみたいです。
連載中のキングダムで、
これからの李牧とカイネも気になりますが(*^^*)
敵役で描くつもりだった始皇帝を
逆に物語の中心に持ってきて・・・という
案が出来てからもさらに変更があったのですね。
最初は政が主人公の予定だったようです。
初めて中華を統一した始皇帝の物語で、
その仲間達という設定で信や他のキャラが
登場するという感じで。
でもそれだとアクションシーンが少なくなるという事で、
戦場で戦う信の方を主人公に持ってきたという
内容がインタビュー記事にありました。
なるほど。
確かに、キングダムのあらすじは史実に基づいて描かれていて、
史実では国王が戦争に行って実際に戦うというのは無いので
戦いのシーンは少なくなってしまいそうですね。
キングダムの大きな見どころである迫力ある戦いのシーンは、
信が主人公になったから見られるようになったのですね(*^^*)
そのあたりの事も書かれていて、キャラの紹介や、
最初の案にあったキャラのデザイン
(実際使われているキャラとけっこう近いものもかなり遠いものも)
についても知れる面白い一冊がこちらの公式ガイドブック。
原先生と安彦良和先生の対談もあり(´▽`)
信と政の友情
信と政の出会いは1巻から。
政の替え玉として幼馴染みの漂が死んで、
最初は憎しみから始まった関係は
少しづつ友情に変わっていく。
その変化に時間はかからなかった。
信は、政に対してだけでなく他の人に対しても、
すごくよく人を見ている。
下僕の出なので字も読めなかったりするけど
、違う意味で頭がいい。
観察力が鋭いし、そういうところもあってか
戦いでも本能型。
政は普段無表情で、笑う事もめったにない。
感情の動きがわかりにくいタイプかもしれない。
子供の頃から、大王然とした貫禄。
そんな政が、信の前では違う表情を見せる。
政にとって信は、初めて気を許せる同世代の友人で、
共に中華統一を目指す戦友。